ラブドールのウィッグの選び方を徹底解説します!基本的な選び方、注意点、お手入れ方法など

ウィッグを変えるだけで、ラブドールの印象は大きく変わります。
この記事ではウィッグの基本的な選び方から注意点人気ブランドの紹介、そしてお手入れ方法まで解説しますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

ラブドール専用のウィッグはあるのか?

ラブドール専用のウィッグはあります。
ハイエンドのモデルになると、各メーカーがそれぞれの個体専用のウィッグをオプションで用意しています。
そのウィッグは個体専用のため、サイズ感やバランスが合うように作られているので、ユーザー側が細かく気にすることなく選ぶことができます。

ウィッグの基本的な選び方

ウィッグの素材で選ぶ(合成繊維と人毛)

ウィッグの素材には主に合成繊維(人工毛)と人毛の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、用途や重視したいポイントで選びましょう。

合成繊維人毛
見た目人工的な輝きがあり、仕上がりにばらつきが出る場合もある自然な光沢と質感で、リアルな外観
価格一般的にリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れている高価だが質の高い
耐久性熱や摩擦に強く扱いやすいが、経年劣化は避けられない適切なケアが必要だが、正しく手入れすれば長持ちする
スタイリング熱処理可能なタイプもあり簡単にセットが可能カット、パーマ、カラーリングなど、自由なアレンジが可能
手入れ洗濯などのメンテナンスが容易で、比較的手軽に管理できる専用のケア用品が必要で、手入れに時間と労力がかかる場合がある

人工毛(合成繊維)ウィッグ

ポリエステルなどの化学繊維で作られています。
最近は繊維の質が向上し、自然な艶を持つ高品質なものも増えています​。
耐熱ファイバー製ならアイロンやドライヤーも使用可能で、おしゃれ用ウィッグの主流です​。
一方、安価な人工毛ウィッグでは特有のテカリ(不自然な光沢)が出やすく、髪が硬くゴワつくことがあります​。長期間使うと繊維が劣化して絡まりやすくなるのもデメリットです​。

引用:https://ilovewig.jp/products/1110255

人毛ウィッグ

人の髪の毛を使用したウィッグです。
ただし価格は高めで、品質のばらつきもあります​スタイル保持力は人工毛ほど強くないため崩れやすく、使用後のセット直しや定期的なお手入れが必要です​。

引用:https://ilovewig.jp/products/7110723

ウィッグの長さの選び方(ショート、ミディアム、ロング)

ウィッグの髪の長さも仕上がりの印象やお手入れのしやすさに影響します。

ショート
ショートヘアのウィッグはお手入れが簡単で絡みにくく、被せるのも楽です。毛量が少ない分軽くて涼しく、初めてでも扱いやすいでしょう。特にボブ程度の長さは自然に見えやすく、初心者には人気です​。活発で可愛い印象からボーイッシュな雰囲気まで演出できます。

引用:https://www.brightlele.jp/fullwig/shortwig/kz114r

ミディアム
肩につくかつかないかくらいの長さ。ショートより華やかさが増しつつ、ロングほど手間がかからないバランスの良い長さです。ブラッシングやシャンプーも比較的ラクなので、まずはミディアムから試すという方も多いです​。髪をまとめたりアレンジしやすい点も魅力です。

引用:https://www.brightlele.jp/i/hf1510

ロング
胸元まであるロングヘアは非常にゴージャスでドーリーな印象になります。写真映えもしますが、その分絡まりやすく重たいためケアに手間がかかります。毎回使用後に丁寧なブラッシングが必要で、安価なものだと傷みやすいでしょう。特に巻き髪のロングは絡まりやすいので初心者にはハードルが高めです。しかし「ドールにはやっぱり長いサラサラ髪をさせたい!」という憧れもあると思います。ロングを選ぶ場合は後述するお手入れ方法をしっかり実践して、できるだけ長持ちさせてください。

引用:https://www.brightlele.jp/i/hf1422

筆者も最初は扱いやすさ重視でミディアム程度のウィッグを選びました。適度な長さがありつつ絡まりにくく、ドールのポージング時にも髪が邪魔にならず良かったです。慣れてきた頃にロングヘアにも挑戦しましたが、毎回ケアをサボるとすぐにブラシが通らなくなるので、ロングは愛情と根気が必要だと実感しました。

色の選び方

ウィッグのカラー選びはラブドールの雰囲気を決める重要なポイントです。「自然な髪色」と個性を出す「ファッションカラー」があります。

レビュー: 簡単にイメチェンできるのがウィッグの醍醐味なので、色違いで何種類か持っておくのもおすすめです。最初は無難にダークブラウンを選び、ドール本来の造形を活かす方向にしました。その後、思い切ってピンクのグラデーションウィッグにも挑戦! 一気にファンタジー感が出て新鮮でした。やはり自然さでは暗髪に軍配が上がりますが、たまには派手色ウィッグで気分転換するのも楽しいですよ。

スタイルのバリエーション

ウィッグの髪型(スタイル)も豊富です。ストレートか巻き髪かで印象が大きく変わりますし、扱いやすさも異なります。

ストレート
まっすぐサラサラのストレートヘア。もっとも基本的で扱いやすいスタイルです。絡まりにくくお手入れが簡単なので初心者向き。ドールの顔立ちもはっきり見え、清潔感のある印象になります。前髪あり/なしやセミロング/ロングなど長さ違いで雰囲気が変わるので、まずはストレートの好きな長さを一本持っておくと良いでしょう。

ウェーブ
大きめのゆるいウェーブがかかった髪。柔らかな動きが出てフェミニンな雰囲気になります。ストレートに比べると若干絡まりやすいですが、小さなカールよりはブラッシングしやすいです。ゆるふわ系のファッションや優しい表情のドールによく合います。

カール(巻き髪)
しっかりとしたカールが付いた髪型。ゴージャスで華やかですが、最も絡みやすいので注意が必要です。使用後はカールをほぐすように優しくブラシを通し、スプレーなどで静電気対策をしましょう。カールが取れてきたらウィッグ専用のカーラーで巻き直すか、耐熱タイプなら低温のコテで巻き直すこともできます(※耐熱ファイバーの場合に限ります​)。ドールをドレスアップさせる特別な時など、ここぞという場面で活躍するスタイルです。

価格帯と目安

ウィッグの価格はピンキリですが、初心者の方は見た目と耐久性、コスパのバランスが良い中価格帯を選ぶのがおすすめです。

低価格帯(~5,000円程度)
主に量産型の人工毛ウィッグが該当します。コスプレ用途やお試しには最適で、2千~5千円前後で手に入る手軽さが魅力です​。ただし髪質や作りがチープで、普段使いにはテカリや耐久性が物足りない場合があります​。「安いから」と飛びつくと後悔しやすい価格帯なので、口コミなどで品質を確認しましょう。

中価格帯(5,000~20,000円)
初心者に最も適したレンジで、価格と品質のバランスが良い製品が多いです​。この範囲なら毛質も比較的自然で装着感も快適なものが見つかります。耐熱性や手植え(頭頂部が自然に見える植毛)など機能面も充実しており、日常的な使用に向いています。初めて購入するなら5千~1万円前後のウィッグを目安にすると大きなハズレは少ないでしょう。

高価格帯(20,000円以上)
人毛ウィッグや医療用高級ウィッグなどがこのゾーンです。非常にリアルで高品質ですが値段も高く、こだわると数十万円になることもあります​。例えば100cmを超える最高級人毛ウィッグは100万円以上するケースもあるほどです​。ここまでくるともはやドール本体並みの投資になりますので、初心者がいきなり選ぶ必要はありません。将来的に「もっと自然にしたい」と感じたときに検討すれば良いでしょう。

ウィッグを選ぶ際の注意点

ウィッグ選びでは失敗しやすいポイントや見落としがちな点にも注意しましょう。ここでは購入前後に気を付けたい事項をまとめます。

安いウィッグには落とし穴がる

お財布に優しいウィッグは魅力的ですが、極端に安いものには注意が必要です。

  • 不自然な見た目
    安価なウィッグは毛質にテカリがあり不自然に光るものが多いです。「人形のようなテカテカ髪」は避けたいところですが、安い人工毛だとこの傾向が顕著です​。また頭頂部のつむじ部分の作りが粗く、毛量が多すぎて地肌が見えない・植毛パターンが機械的すぎるなど、ウィッグだと一目でバレる要因になりがちです​。写真では良さそうでも実物を見ると不自然…というケースもあるので、レビュー写真や専門店の説明をよく確認しましょう。
  • 耐久性の低さ
    価格相応に耐久性も低めです。毛が抜けやすかったり、使い始めてすぐ絡まりだしたり、最悪数回で使えなくなる粗悪品も存在します。「安物買いの銭失い」にならないよう、信頼できるショップやブランドから選ぶのが無難です。特にネット通販ではあまりに安いノーブランド品は避け、実績のあるウィッグ専門店の商品を選ぶと失敗が減ります​。

装着のしやすさ(締め付け感・フィット感)

ウィッグのかぶり心地も見逃せないポイントです。人が着用する場合はもちろん、ドールに装着する場合もフィット感に注意しましょう。

  • サイズの確認
    ウィッグには一般的にS・M・Lなどサイズがあります。多くは調節バンド付きで54~58cm程度の頭囲にフィットするフリーサイズが主流ですが、ドールの頭の大きさに合っていないとゆるすぎてズレたり、きつすぎて留まらなかったりします。購入前にドールの頭囲を測り、ウィッグの商品説明に記載の対応サイズをチェックしましょう。
  • 締め付けと跡
    ウィッグの内側にはズレ防止の調節バンドが付いています。これをきつく締めすぎると、人が被る場合は頭痛の原因になりますし、ドールの場合も頭部にバンドの痕が残る可能性があります​。特に柔らかい素材のドールヘッドだと長期間付けっぱなしにすると跡がくっきり残り、最悪落ちなくなってしまうことも…。
  • 装着安定性
    人が被る場合はウィッグ用ネットをかぶり地毛をまとめるのが基本ですが、ドールはスキンヘッドなのでそのままだとかぶせるだけになります。ウィッグが緩いとズレやすいので、後述するような滑り止めキャップを使うと安心です​。また、ドールによっては耳や後頭部の形状でウィッグが浮きやすいこともあります。

ワンポイント: ドール用のシリコンキャップという便利グッズがあります。ドールの頭に被せる薄いシリコン製のキャップで、ウィッグのズレ防止と色移り防止の両方に効果があります​。特にツルツルした頭部だとウィッグが滑りやすいので、一枚持っておくと重宝します。

3. ウィッグブランド紹介

ここではラブドールに使いやすい人気ウィッグブランドをいくつかご紹介します。価格帯別の特徴や購入可能なサイト情報も交えてレビュー形式で解説します。

Brightlele(ブライトララ)低価格&種類豊富な定番ブランド

「ブライトララ」は通販専門のウィッグショップで、どこにも負けない低価格と高品質を売りにしています。約300種類以上という豊富なラインナップで色数も多く、オリジナルデザインも魅力です​。
価格は2,000~5,000円程度の商品が中心で、初心者がお試しで何種類か揃えたいときに最適です。安価ながら不自然なテカリが少ないとの口コミも多く、普段使いからコスプレまで幅広く支持されています。
https://www.brightlele.jp/

AQUADOLL(アクアドール)自然で高品質なウィッグが2,900円~

アクアドールは医療用としても使えるナチュラルウィッグを手頃な価格で提供するブランドです。人気のフルウィッグが2,900円からとリーズナブルでありながら、品質にも定評があります​。ネット通販のほか直営サロンも展開しており、実店舗で試着も可能です。髪質はサラッとしておりテカリが少ないため、ラブドールにも違和感なく使えるでしょう。ミディアム~ボブスタイルの定番ウィッグが特に人気です。
https://aquadollwig.jp/

Linea-Storia(リネアストリア)自然さを追求した人気通販ブランド

リネアストリアは医療用ウィッグからおしゃれウィッグまで扱う総合ブランドです。価格帯は7,000~15,000円ほどが中心で、とにかく自然に見えることにこだわった商品展開をしています。つむじや生え際のリアルさ、手触りの良い国内製ファイバー使用など品質重視。初心者向けのウィッグ選びガイドや試着サービスも充実しており、安心して買えるのも魅力です​。
https://ilovewig.jp/

メンテナンス方法

お気に入りのウィッグを長持ちさせ、美しい状態をキープするには正しいメンテナンスが欠かせません。お手入れ自体は難しくありませんので、習慣にしてドールライフを充実させましょう。ここではウィッグの洗い方ブラッシングの仕方保管方法について解説します。

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まとめ

ラブドール用ウィッグの選び方を解説しました。素材やスタイルの選定からブランド情報、お手入れ方法まで網羅しましたが、いかがでしたでしょうか。ウィッグ一つでドールの表情は驚くほど変わります。
本記事がウィッグ選びの参考になれば幸いです。